#246 カルロ・ウルバニ
2004年2月15日 TVNHKでドキュメントをやっていた。
ベトナムでSRASの封じ込めに成功したのは、このカルロ・ウルバニという医師が冷静に判断し、症状をWHOに正確に送りつづけた事によるらしい。
新種のウイルス。
しかも人を死に至らしめ、空気感染する。
ケムだったら絶対に冷静になんてなれない。
彼は、その重大さにすぐに気付き正確なデータを取り、WHOに送り続け、感染の危険と戦いながら患者とスタッフを励ましつづけ、病院を封鎖した。
でも、最後の最後、ベトナムからシンガポールに逃げちゃった。
もちろんこの最後の行動を否定できない。
人間なのだ。自分が生き残る為に最善を尽くしただけの事なのだ。
絶対に選択できないような2択があった時、基準はどうなるのだろう。
ウルバニは、世界の危機と自分の命という2択で自分の命を選んだ。
例えばケムだったら。
きっとケムも同じ事をしただろう。
自分の命以上のもの。それってなんだろう。
野口英世は自分が病気になった時何を思っただろうか?
ウルバニはシンガポールに行く道中何を考えただろうか?
二人は満足しただろうか?
人間は極限状態で、とてつもなく強くなったり、とてつもなく弱くなったりする。
自分自身の信念。
見つめたい。
先日通りすがりの人から訂正がありました.
カルロ・ウルバニ医師はシンガポールへは出国していません。
彼はその後もWHOの応援要員が到着するまでハノイで活動を続け、
その後バンコクへ出国し3月29日に現地の病院でSARSのために亡くなっています。
日本放送出版協会から
「世界を救った医師―SARSと闘い死んだカルロ・ウルバニの27日」も出てます。
との事でした.
訂正いたします.
ベトナムでSRASの封じ込めに成功したのは、このカルロ・ウルバニという医師が冷静に判断し、症状をWHOに正確に送りつづけた事によるらしい。
新種のウイルス。
しかも人を死に至らしめ、空気感染する。
ケムだったら絶対に冷静になんてなれない。
彼は、その重大さにすぐに気付き正確なデータを取り、WHOに送り続け、感染の危険と戦いながら患者とスタッフを励ましつづけ、病院を封鎖した。
でも、最後の最後、ベトナムからシンガポールに逃げちゃった。
もちろんこの最後の行動を否定できない。
人間なのだ。自分が生き残る為に最善を尽くしただけの事なのだ。
絶対に選択できないような2択があった時、基準はどうなるのだろう。
ウルバニは、世界の危機と自分の命という2択で自分の命を選んだ。
例えばケムだったら。
きっとケムも同じ事をしただろう。
自分の命以上のもの。それってなんだろう。
野口英世は自分が病気になった時何を思っただろうか?
ウルバニはシンガポールに行く道中何を考えただろうか?
二人は満足しただろうか?
人間は極限状態で、とてつもなく強くなったり、とてつもなく弱くなったりする。
自分自身の信念。
見つめたい。
先日通りすがりの人から訂正がありました.
カルロ・ウルバニ医師はシンガポールへは出国していません。
彼はその後もWHOの応援要員が到着するまでハノイで活動を続け、
その後バンコクへ出国し3月29日に現地の病院でSARSのために亡くなっています。
日本放送出版協会から
「世界を救った医師―SARSと闘い死んだカルロ・ウルバニの27日」も出てます。
との事でした.
訂正いたします.
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