#119 決断の日

2003年2月7日
今日、決断しました。

えっと、順をおって説明します。

 
 
 
昨日の夜、学校で先生と生徒(男4人)で雑談していました。
 
内容は、日本はこれからどうするのか? 
 
アメリカに着くのか?
 
アジア連合を作るのか?
 
そんな他愛の無い内容です。 
 
 
 
その話から飛躍して、
 
最近の学生は何も考えていないんじゃないか? 
 
 
という風に指摘されました。 
 
 
んな事ないよ!
 
 
って思ったけど、先生のお話をお伺いして、あぁ、俺って何も考えて無かった。 
 
 
って思いました。
 
 
こないだの話しですが、先生は俺に期待してCVの装置を買ってくれました。
 
それについて俺は、単に「電気も測りたいんだな」って程度の認識でした。
 
 
でも、違いました。
 
 
先生は俺に、お前は他大から来た。 
そこでは電気やってた。 
それを活かして、独自の研究をしろと。 
 
そんなの当たり前って思うかもしれませんが。 
 
今の研究は成果が上がりそうです。

そして私はいつの間にか、自分の仕事をこなすことが楽しいと思っていました。
 
もらったテーマですが、それをどうやって解決するか、どう上手く片付けるか、そしてそれをこなせれば評価されると。 
 
違いました。
 
先生は俺に独創性を望んでいました。
真の独創性です。
 
それは、今の実験とは別に、こっそり自分で勝手に実験組み立てちゃえ!
 
そんでもって、いい結果を持ってコレどうですか?ってたずねに来い!
 
ってものでした。
 
今の実験に縛られるなと。
もちろん今の実験もちゃんとやってくれと。

ただ、常に考えろと!
 
自分が何をしたいのか! 
 
それを常に自問しているか?と。
 
 
 
 
ハッキリ言って、しみました。 
 
俺ね、ずっとずっと、考える事から逃げていた事をやっと、やっっっと思い出しました。 
 
やっと、気付きました。
 
自分は考えていると思っていたんだけど、それは悩んでいるだけで、考えているわけではなかった事に気付きました。
 
高校時代、必死に考えていた自分を思い出しました。
 
 
 
いつの間にか、理想に近づくことが最良の方法だと思うようになってしまっていました。 
 
 
理想を追い抜くことこそ最良だと言うのを忘れていました。 
 
 
自分の実験。 
 
そう考えただけでわくわくします。
 
 
そうだ、俺、だから研究職選んだんだ! 
 
 
 
 
 
 
 
 



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